エネルギーと栄養
我が家の食事はゆるベジです。ストイックなヴィーガンの時期を経てゆるベジに落ち着きました。
<息子が時々食べる動物性タンパクのこと>
彼は時々お魚や卵を食べたいと言います。ベジタリアンでない夫が喜んで息子のために卵焼きを作ったりお魚を焼いたりしますが、息子が「今日は食べない」と言って食べない事もあり夫はなんで??と疑問なようです。
息子にとっての動物性タンパクは嗜好品ではなく身体が必要と感じる時に食べるものなのです。
卵 平飼い有精卵 1ヶ月に2回ほど
お魚 焼き魚 (養殖× お刺身× )1ヶ月に1度ほど
幼稚園に入るまでお魚を口にしたことがなかったのですが煮干しと節分の目刺しを食べる機会があり時々食べるようになりました。
キャンプに行って川で鮎を釣る、串で刺し、焼く、食べる。一部始終を見た上で食べることを選びありがとうと言いながら美味しく食べていました。
お魚は残念ながらマイクロプラスチックや水銀、場所によっては放射能の心配があり残念でなりません。
<お肉のこと>
我が家ではお肉が食卓に並ぶことはありません。
お好み焼きの時に夫が豚肉を買ってきて焼いていた事もあります。
「これは宮崎県産だから大丈夫!」というので
何を食べてどんなところで育っているのか、誰かが屠殺している事。
動物を育てるためにたくさんの水を使い、もしかしたら遺伝子組み換えの飼料を作って食べているかもしれないこと。
病気を防ぐための薬や大きくするための薬などのことを何度か話すうちに点と点が繋がったようです。
現実的ではありませんがお肉もお魚と同じように自分で狩をするか、育ててさばいて食べるか。そういう覚悟を持って食べるのではないかという結論に達したようです。育てることを頭の中でシュミレーションして、かわいそうで食べれないと言っていました。
私たちはお肉を食べなくても生きていけます。
<私の食生活>
私は子供の時から乳製品が身体に合わず、小さい頃は豆乳を飲んでいました。
牧場のソフトクリームやチーズ、レストランのスープやグラタンなどどれも食べれず
子供だから好物だろうと出され困った事も多々ありました
母はお料理好き、健康食品好きだったので30年前に食卓に大豆たんぱくの唐揚げが並んでいました。父がいるときはお魚、いない時にお肉や洋食が出てきました。
高校生になり、友達とのファミレスやファーストフード店をたのしみ、学生時代は居酒屋に行ったりして化学調味料満載の食生活を数年送りました。
20代は娘のために自然食宅配も取り入れながら、一方で友人親子とファミレスにも行き、カップラーメンも食べるような点と点が繋がらない食生活。
30代になりヨガを始めて少しずつベジタリアンになったものの、時々コンビニのおにぎりは食べる事もありました。
30代半ばにはストイックなベジタリアンになりましたが、妊娠をきっかけに急に肉食に。
赤身のお肉、鶏のささみとフルーツをよく食べていましたが、出産1週間前には急にベジタリアンに戻りました。
今はベジタリアンですが、時々卵入りのものを食べることがあったり、フランスにいるときはチーズを毎日食べていました。
お肉と化学調味料は食べないリストのうち上位1、2位です!
<エネルギーのある食べ物>
私は自然農の畑で野菜類を、家の庭でハーブなどを育てています。
野菜が栄養豊富な大地で生き生きと育つさま、輝き、力強さ、味の濃さ、食べた後に元気になるパワーをいつも感じます。その地で育つ野草も頂いています。
旬のものが身体に必要なもの、自分の手で育てると自分に必要な栄養素が野菜に備わること。土に触れ、植物に触れる事で元気になったり肌がしっとりしたりします。
畑にいる人たちは老若男女みんな生き生きしていてエネルギーに溢れています。
自然からエネルギーをたくさん受け取っているのがわかります。
自分のために食べるお野菜なので、化学肥料をあげて急いで育てる必要もないし
殺虫剤を使って見た目良くたくさん作る必要もありません。
なのでお野菜はゆっくり育ち丈夫で味の濃さや甘みが素晴らしいのです。
草は除草剤を使わず、草刈り鎌で刈り、草を畝の間や畝の上に置き自然分解させています。
土は硬くならず中はふかふかでいろんな虫やカエル、トカゲなどが住んでいます。
このようにして育った野菜や野草のおかげで、健康的なベジタリアンライフが送れている事に感謝しています。
畑のピーマン、芋つる(収穫前のさつまいもの茎)、殻付きの麻の実、ご近所さんのナスと満願寺の山椒甘みそ炒め。
ひよこ豆とえんどう豆の塩茹で(フランスの滞在地近くで栽培されているもの)
EM米の7分つき
人参、大根、よつばで購入の厚揚げ入りのお味噌汁
田辺の自然農梅農家の梅で漬けた今年の梅干し
有明のノリ
良い食べ物は食べるごとに力が湧いてきます。消化も良いし体も軽いです!
私たちの身体も発するエネルギーも食べ物でできています。何を食べるか、何を食べないか自分にとっての良い選択をしてみませんか?
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